2009-02-18から1日間の記事一覧

小説『117+』(仮)第十一話 「2005年1月16日 ―米村秀彦―」

赤羽緋美子は、なんだかんだ言って、状況を把握しているのだと思う。 そうとしか考えられない。 「いや、そんなはずはないだろう」 幸本さくらはすぐに米村を否定した。 「彼女は最初の10分程度ゲームに触れて、すぐにやめてしまったとのことだ。 管理人もま…